洗った羊毛(原毛)のほぐし方。
◎手芸用品店に行きますと、ふわふわのフェルト用の羊毛が並んでいます。 しかし、これは、ドラムカーダーという機械を使って、洗った羊毛をすいています。 これを手洗い・手すき加工しますと、たいへんな労力を要します。 それでも、人の手で加工したものは、ひつじの毛の感覚が残ってます。 |
◎今回は、フェルト人形用として説明します。 フェルト人形を作る羊毛は、手でほぐしたもので大丈夫です。 用意するもの。 ○新聞紙 ○ゴミ箱 ○ほぐした羊毛を入れる袋 ○あとは、やる気。 |
|
※作業前の注意※ ○洗った羊毛には、わらクズ・細かいゴミが混ざっています。 作業は、無風状態で、新聞紙の上で行ってください。 ○ほこりに弱い方は、マスクの着用をお奨めします。 |
|
◎さあ!落ち着いて、ほぐしましょう。 | |
1.小分けして、フェルト化した部分をほぐします。 | |
@、洗い終わった羊毛は、固まったり、フェルト化した部分があります。 ※作業は、必ず新聞紙の上で行ってください。※ |
|
A、作業をしやすいように、羊毛を一握り程度に小分けにします。 | |
B、変色部分、しっかりフェルト化した部分は、ハサミで切り落としてください。 | |
C、小分けした羊毛を大まかにほぐします。特に、フェルト化の部分は、しっかりほぐして ください。 |
|
D、こんな感じになります。 | |
2.さあ、ほぐしますよ。 | |
@、左手で、小分けした羊毛をつかみます。 A、右手で、羊毛の繊維のはしをつかみ、繊維を引き出すようにつまみ出します。 B、それを何度も繰り返してください。 C、ゴミは、どんどん落ちていきます。 |
|
D、こんな感じになります。 | |
E、ひとかたまりで、こんなにゴミが落ちました。 | |
◎、補足です。 | |
市販のフェルト羊毛は、ドラムカーダーという機械にかけて、繊維をそろえています。 手芸の範囲では、ハンドカーダーという道具が販売されています。 ひつじクラブでも、ハンドカーダーを販売しています。 |
|
その他、ご質問がございましたら、 meimei@hitujiclub.com まで、お願いします。 |
羊毛・フェルトキットを見る・注文する。 |